こんにちは。今回は、お客様に尋ねる時のフレーズについて解説していきたいと思います。
質問の仕方
旅行者とか学生かどうかなどを尋ねる
外国人のお客様だった場合、免税対象になるかどうかで尋ねる場合に一番多いのがこの質問ですね。
Are you a tourist?
旅行者ですか?
Are you a tourist?
「旅行者ですか?」
また、港などが近いお店だった場合、船員さんが免税で買い物に来られることも。
Are you a seaman?
「船員さんですか?」
相手の人が何者なのかずばり聞くときは、Are you~?です。
また、情報家電やソフトなどの購入ですと、学割がある商品もあります。その時は、
Are you a student?
「学生さんですか?」
と尋ねるようになります。
持っているか尋ねる
Do you have your passport?
パスポートはお持ちですか?
Do you have your passport?
「パスポートはお持ちですか?」
名前などを尋ねる
接客業でお客様にお名前を伺う時、What’s your name?なんて言ってませんよね?「あなたの名前何?」って聞いてるようなものです。めちゃくちゃ失礼です。
なので、以下のようなフレーズをご紹介します。
Can I have your name?
お名前をいただけますか?
Can I have your name?
「お名前をいただけますか?」
May I have your name?
「お名前をいただけますか?」
他にも相手の電話番号を尋ねたり、住所を尋ねることもあるかと思いますが、基本Can I have~?/ May I have~?でいいです。
May I have your phone number?
お電話番号をいただけますか?
May I have your phone number?
「お電話番号をいただけますか?」
Could you tell me your mobile phone number?
携帯電話の番号を教えてもらえませんか?
Could you tell me your mobile phone number?
「携帯電話番号を教えてもらえませんか?」
Could you tell me~?も「私に〜を教えてくれませんか?」という表現になります。
このCould you tell me~?は売り場でお客様から何か情報をいただく時によく使うフレーズになります。Please tell me~?だとカジュアルな言い方になるので、PleaseよりCould youで口癖にした方が接客ではいいかなと思います。詳しくは下記の英語の丁寧度についてで解説しています。
~してもらう
Could I see your passport, please?
パスポートを見せていただけますか?
Could I see your passport, please?
「パスポートを見せていただけますか?」
Could you show me your passport, please?
パスポートを見せていただけますか?
Could you show me your passport, please?
「パスポートを見せていただけますか?」
Could Isee~ ? 「私が〜を見てもいいですか?」、Could you show me~? 「私に〜を見せていただけますか?」の違いですが、することは同じですよね。自分が〜してもいいか尋ねるのか、相手にしてもらいたいのかの違いです。話す時も気持ちで話すようにしてます。
Could you fill out this form, please?
こちらの書面にご記入していただけますか?
Could you fill out this form, please?
「こちらの書面にご記入していただけますか?」
会員カードへの加入や注文などでお名前や住所、連絡先などを記入していただく時のフレーズです。<fill out >(書類の全項目に記入する場合)また<fill in >(書類の一部を記入する場合)で使い分けます。 ※書類等の英単語はこちら
Could you wait a moment here, please?
こちらで少々お待ちいただけますか?
Could you wait a moment here, please?
「こちらで少々お待ちいただけますか?」
Could you wait about 15 minutes?
15分ほどお待ちいただけますか?
Could you wait about 15 minutes?
「15分ほどお待ちいただけますか?」
接客をしているとお客様にお待ちいただくことがしばしばあります。その際もCould you wait~?でお願いします。待ってもらう時の表現は別の回でもご紹介しております。こちらをご覧ください。
他にないか確認を取る
メインの商品が決まった後に、「ほかにありませんか?」とか「以上でよろしいですか?」と言った確認を取ることが多々あります。そんな場合の定型表現をご紹介します。
Would you like anything else?
ほかもご覧になりますか?
Would you like anything else?
「ほかもご覧になりますか?」
Anything else?
以上でよろしいですか?
Anything else?
「以上でよろしいですか?」
Would that be all?
以上でよろしいですか?
Would that be all?
「以上でよろしいですか?」
<商品とかを確認いただく場合のフレーズ>
Is this the right one?
こちらでよろしいですか?
Is this the right one?
「こちらでよろしいですか?」
Please make sure, is it really right?
ご確認をお願いします。こちらで間違いございませんか?
これは暗記必須フレーズです。間違った商品を渡してしまわないためにも、必ず確認するようにしましょう。
Please make sure, is it really right?
「ご確認をお願いします。こちらで間違いございませんか?」
あわせて読むといい記事はこちら。会計(1)<お会計前・確認・消費税>
質問する際の前置き
I’d like to ask you something.
ちょっとお伺いしたいことがあるのですが。
I’d like to ask you something.
「ちょっとお伺いしたいことがあるのですが。」
May I ask you a question?
質問をしてもよろしいですか?
May I ask you a question?
「質問をしてもよろしいですか?」
このフレーズが使われてるダイアログはこちらです。
英語の丁寧度について
英語にも敬語があります。カジュアルからより丁寧に尋ねる場合、
例文はfollow me 「私についてきて」で作ってます。
- 簡単なお願い ★(命令形なので丁寧語にはなりません)
- Please follow me.
- 疑問文なので命令形よりは丁寧 ★★
- Can you follow me?
- canよりwillの方が若干丁寧 ★★
- Will you follow me?
- 仮定法の助動詞でより丁寧 ★★★ (家電業界だと一番使いやすい丁寧さ)
- Could you follow me?
- couldよりwouldの方が若干丁寧 ★★★ (家電業界だと一番使いやすい丁寧さ)
- Would you follow me?
- I wonder if you could~+仮定法によってより丁寧 ★★★★
- I wonder if you could follow me.
- 過去進行形によって最上級の丁寧さ ★★★★★
- I was wondering if you could follow me.
接客業でもその業界で使われる丁寧度に差がありますよね。
カジュアルな感じのファーストフード店と、高級感があり大変丁寧な接客をする業界とでは日本語でも言葉遣いは違ってきますよね。英語にもその差があるのです。
もちろん家電業界でもとてもフレンドリーな接客や言葉使いのお店もあると思います。なので、丁寧度の違いを知った上で、使い分けれたらいいですよね。
今回接客英会話フレーズを集めていっていますが、正直まだフレーズの中での丁寧度合いについては統一しきれていません。また、英語は使われる地域で差があります。アメリカ英語(米語)とイギリス英語(英語)、オーストラリアやインド、シンガポールなど地域によって、その地域独特の発音、スペル、言い回しがあります。
またネイティブ以外の第2外国語としてのスピーカーも母国語による癖があるもの。
私の英語学習の大半はアメリカ英語でしたが、教材や参考資料によってはイギリス英語も混じっています。
実際に私の職場では接客で英語が必要とされる時も、どちらかというとネイティブの方よりも第二外国語として英語を使う方が多いです。地域的にアメリカからのお客様が少ないところのため、アメリカ英語を聞くことはほとんどありません。インドや東南アジア、フィリピン、中国などからのお客様が多く、時にはロシアからのお客様を相手にすることもあり、お互いなまった片言英語で意思疎通を図るということが多いです。
それでも、米語か英語のどちらかをしっかり勉強すると通じやすくなるという思いで基本的な英語を勉強しています。私の場合は、米語を中心に勉強しています。
少しずつ投稿を増やしながら、後から修正をしたり、まとめ方を整理したりしていきたいと思います。まずはより沢山のフレーズをまとめて紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
See you.
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