今回は会計に伴う英語フレーズを紹介します。
英語が苦手でも、逃げることができないのがレジ業務です。
細かい質問には答えられなくても、レジ業務に必要なやりとりは早い段階で身につけておきたいものです。
身振り手振りで頑張るのもいいのですが、スムーズなお会計のためにも、基本的なフレーズを紹介します。
会計
お会計前
レジの場所が分かりにくいようでしたら、このようにご案内しましょう。
Please pay over there.
あちらでお支払いください
Please pay over there.
「あちらでお支払いください。」
列に並ぶことがわからず割り込んでしまったりする場合は、列に並ぶようにお伝えしましょう。
Wait in line, please.
列に並んでください
Please wait in line.
「列に並んでください」(列に並んでお待ちください)。
Please stand in the line.
列にお並びください。
Please stand in the line.
「列にお並びください。」
ちなみにお会計を列で待っている時、レジ側から、「次にお待ちの方どうぞ」的な表現は
Next in line, please.
お次の方、どうぞ!
Please next in line.
「次の方どうぞ。」
次の方が誰かわからず呼ぶ時は、
Who’s next, please?
お次の方、どうぞ。
Who’s next, please?
「お次の方、どうぞ。」
この辺は海外旅行で入国審査を待っている時などに、もたもたしてると職員さんが”Next!”と言ってるのを思い出します。
そして、レジに来られましたら、
Thank you for waiting.
お待たせいたしました。
Thank you for waiting.
お待たせいたしました。
きちんと待っていただいたことに感謝を込めて、Thank you for waiting.と伝えましょう。丸暗記でいいと思います。
商品札や空箱をレジに持っていく案内
家電量販店では高額商品などを売場におかず、お客様に空箱や商品札をレジに持っていってもらってお会計時に実際の商品と交換することが多いですよね。その説明の仕方を紹介します。
Would you bring an empty box to the cashier?
空箱をレジに持っていってくださいますか?
Would you bring an empty box to the cashier?
「空箱をレジに持っていってくださいますか?」
空箱のところを※商品札=a product tag / a product cardに替えて
Would you take this tag to the cashier?
この札をレジにお持ちいただけますか?
Would you take this tag to the cashier?
「この札をレジにお持ちいただけますか?」
Could you bring this tag to the cashier?
「この札をレジにお持ちいただけますか?」
We’ll exchange it there for the actual product.
そこで実際の商品と交換します。
We’ll exchange it there for the actual product.
「そこで実際の商品と交換します。」
※actual product =現品
商品の確認
家電量販店の会計業務の場合、高額商品や大型商品などの場合に、商品は倉庫などに置いてあり、売り場で取った札をレジ係に渡して商品を受け取ることが多々あります。そんな時、「この商品で間違っていませんか?」とお客様に確認することになります。また保証などの関係で、箱を開けて中の保証書に店判などを押すようなこともあります。そんな時の表現です。
Please make sure, is it really right?
ご確認をお願いします。こちらで間違いございませんか?
これは暗記必須フレーズです。間違った商品を渡してしまわないためにも、必ず確認するようにしましょう。
Please make sure, is it really right?
「ご確認をお願いします。こちらで間違いございませんか?」
May I open the box?
箱を開けてもいいですか?
May I open the box?
「箱を開けてもいいですか?」
May I ~?「〜してもいいですか?」相手に許可を求める表現です。
商品を購入したい
Can I get this watch?
この腕時計をください。
Can I get this watch?
「この腕時計をください。」
I’ll take this.
これにします。
I’ll take this.
「これにします。」
もっとも簡単な言い方としては、○○, please.です。
お会計をお願いします
May I have a check?
お会計をお願いします。
May I have the check?
「お会計をお願いします。」
Thank you, sir. That’ll be 86,800 yen.
ありがとうございます。86,800円になります。
That’ll be 86,800 yen.
「86,800円になります。」
おいくらになりますといった表現は、That’ll be ~yen.と言います。
この金額を英語で言うのも、最初は戸惑うところかもしれません。
また、別のところで金額などの言い方はまとめますので、そちらで勉強してください。
100万単位までいうことは家電量販店レベルではあまりないかもしれませんが、その下くらいまでは、言えた方が売り場業務なども考えるといいですね。
レジでは金額が表示されるところが多いと思いますので、あまり上手にいえなくてもそこまで困ることはないかもしれませんが、最終的にはしっかり数字は言えるようにしましょう。
消費税
Our prices include sales tax.
価格には消費税が含まれています。
Our prices include sales tax.
「価格には消費税が含まれています。」
通常のレジや免税業務の時、外国からのお客様が金額などを見て「おや?」とされることがあります。お店によって表示価格が税込だったり、税抜きだったりするので、戸惑われていることがあるようです。
ですので、この表現は覚えておくといいでしょう。
反対に価格が税抜表示だった場合は、
The price doesn’t include sales tax.
価格には消費税が含まれていません。
The price doesn’t include sales tax.
「価格には消費税が含まれていません。」
The price と our prices の感覚の違いを説明すると、theの場合は今話しているもしくは見ている価格表示をさし、ourの場合はお店全部の価格表示をさしていると思ってください。当店の価格は税込ですよ。っていう感じと、その値段は税抜きですよ。の違いです。
他にも、
That’s before taxes.
税込です。
That’s before taxes.
「税込です。」
とか
They all include tax.
全部税込です。
They all include tax.
「全部税込です。」
The tax included price is displayed.
税込金額が表示されています。
The tax included price is displayed.
「税込金額が表示されています。」
This sum includes taxes.
この合計は税込です。
This sum includes taxes.
「この合計は税込です。」
消費税が10%になって軽減税率で一部8%商品などもあり、日本の価格表示は大変複雑になりました。同じお店でも、税込、税抜が両方表示されているところもあり、日本人でもわかりにくいのですから、外国からのお客様にはなおのこと。税込、税抜などの表現はマスターしておきたいところですね。
それでは、また。
See you.
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