複式簿記と家計簿(2020/8/9)

日誌
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こんにちは。midoriです。今回は、英語とは全く関係ない家計簿についての徒然日誌です。

筆者プロフィール
家電量販店勤務の現役販売員。免税コーナー近くの売場を担当したことから、英語での接客対応の必要性に迫られ英語のやり直しを決意。訪日外国人への接客機会が増えたにもかかわらず、家電量販店ならではの接客フレーズがなかなか探してもわからなかった過去の経験から、自分たちの現場で使える英会話フレーズをまとめて紹介したいと思い、2020年7月ブログをスタート。

2020年もコロナ騒動で鬱陶しい中もう8月になりました。

今年はGWもなければお盆もない。オリンピックもなくなり(延期とのことですが・・)、離れて暮らす親戚とも会えず。

なんか早く、旅行したり気兼ねなく友達や家族と食事やカラオケをしたりできるような生活が戻ってきてほしいですね。

流石に、疲れましたよ。でも、地道に自粛いたします。

さて、久々の徒然日誌ですが、今日のお題の「複式簿記と家計簿」。また、話が英語とは全く関係ないとこに飛んでるな〜というのはご愛嬌でお付き合いください。

実は、私、今年の秋は英語検定とかではなく、簿記を受験しようと勉強しております。簿記といいましても高校生でも受かる簿記3級です。

実は私も大学生ぐらいの時に簿記3級程度の勉強は一応しております。(高校は普通科だったので、簿記には触れてません)ただ、当時は実家の家業をつぐつもりだったので、資格試験を受ける気などはなく実務として簿記ができればということで独学で勉強したんです。それで、一時期は家業を手伝っていた頃もありましたが・・、簿記の仕分けとかはできるんですが、表も作れるんですが、「貸借対照表」とか「損益計算書」とかが読めないんですよ。

意味が理解できないんです。そう財務諸表が読めないんです。

表は作れるんですよ。でも、その書類が何を意味しているのか理解できない。なぜ?

で、先日、前にもお話ししたことがある「両さんのリベラルアーツ大学」を見ていたら、投資とか株とかをするのに、「ファイナンシャルプランナー」と「簿記3級」ぐらいは取っておいたらいい。自分のために勉強したほうがいい。って言ってたんです。

※Youtubeの両さんのリベラルアーツ大学は本当におすすめのサイトです。学校で教えてくれないお金の知恵をわかりやすく且つ公正に教えてくれるので、いいと思います。

【最高の基礎教材】本気でお金持ちになりたいなら簿記とFPを学ぶべき5つの理由【お金の勉強 初級編】(アニメ動画):第5回
両さんのリベラルアーツ大学

そして、ファイナンシャルプランナーは本買って独学で勉強しても受かります。簿記3級も独学でも合格できるんだけども、独学で勉強すると誤った理解をしてしまうと、表とかが読めない理解できない状態になる人がいる。だから簿記3級はちゃんと教えてもらったほうがいい

と言っていたんです。

ああ、そういうことか。私は間違って理解してるんだ・・・と。間違って理解してるから、財務諸表が読めない理解できないんだ・・と。

そして、素直なんでおすすめの簿記の通信教育を受けることにしたんですよ。そして7月の末から勉強を始めたんです。その簿記3級の前半かなりの時間が「簿記とは」ということで、簿記について説明がされたんですが・・・その段階で、私はわかってきたんです。そう、簿記というものをものすごく勘違いしていたと。

簿記はお金の流れや会社の物の流れなどを仕分けして、整理した結果として財務諸表「貸借対照表」と「損益計算書」ができるんですが、「貸借対照表」によって財務状態が「損益計算書」によって経営成績がわかる。とあるんです。

そうか、そういうことか。

それをわかってなかった。

一生懸命仕分けとか帳簿付ばかりしてて、その結果として、その数字が何を意味しているかを理解していなかったということに気が付いたんですよ。つまりゴールが間違ってた。

帳簿をつけるのが簿記ではなくて、つけた結果として、整理された財務諸表がゴールでそれによって何を意味しているのかを理解すること。

それがゴールだということを。

簿記の先生も何度も繰り返すんですよ。簿記とは何かと言う部分は、これからどんどん仕分けや転記とかを教えていく中で、何度も戻って確認してくださいと。

そして、次に何に気が付いたかというと家計簿なんです。

私は数字を追いかけるのが結構好きな体質なので、若い頃から家計簿をつけるということが全然苦じゃないんですが、いつもすごく不満だったんです。

家計簿という紙でつけていた時代もあるし、パソコンで家計簿ソフトを使ってつけてた時もあるし、今はスマホアプリを使ってつけていたりもするんですが、お金の流れ、家庭の経済状況がどうも一目で見えてこない。家計を赤字にすることなく、支払いとかもきちんとし、やりくりしていくことだけが目的であれば、それは合格点なのですが、何かしっくりこない。どこか霞んでいて、全体像がつかめない。と、思っていたんです。

支払い方法が現金だけだったらそんなに問題はないのですが、今は、現金、カード、電子マネー、ポイント、デビッド、モバイル決済・・・・プリペイドカードや携帯会社の簡単決済など・・・複雑極まりない。

普通の家計簿ソフトでは、その月に食費がどのくらいかかって、収入がどのくらいで・・とかはわかるんですが、お金の流れが複雑で、ポイント使って食事をしたら?それって家計簿に入れるの?ポイントは収入???あれ?ってなるんです。

そして、家でかかる支出の内訳はわかっても、お金の流れが追いかけられないんです。

それで、今年、もう一つスマホのアプリを見つけて重宝しているのが、iPhoneアプリの財布くん。これは、お財布をいくつも設定できるので、いくつもあるお財布を整理してお金の種類が違っても流れを把握することができるアプリです。このアプリでは家計は管理できないので、お金の種類ごとの流れの整理に使っています。

ただ、この財布アプリを取り入れたことで、現金・カード・銀行口座・ポイント・電子マネーなど、お金の種類を超えての動きが管理できるようになりました。

なので、現在は家計簿アプリとこの財布アプリの二つを使ってようやく我が家の状況が正確に掴めるようになったのです。ですが、それでも最終的には、月に1回、その月のお金の残高、また通常の家計簿の項目を仕分けして、別な表にする作業が必要です。

それによって、本当にお金がどのくらいプールされて、年間でどのくらい支出見込みがあって、我が家の経済的経営成績がいいのか悪いのかが把握できるようになると言った状況でした。

なぜ、こんなに複雑なんだろう・・と、なぜ、もっとすっきり財政状態、経営成績がすっきりとわかるようにならないんだろう・・と思っていたら、簿記・・・

あ、そういうことか、私のつけてるアプリは全て単式簿記なんだ・・だから、全体像がつかめないんだ・・お金の流れと経営状況、両方が同時にわからなかったんだ・・と。

で、探しました、複式簿記で家計簿ってつけれないのか?と。

探せばアプリってあるもんですね。

もちろん商業簿記の割り振りで家計簿をつけるのは項目名とかが違うので変えていく必要があるんですが、食費だ日用品費だ・・と項目を手直しし、今まで自分がつけてきた項目名とかに、そして現金、普通預金などの項目も、便宜上細分化したりして、複式簿記でつけてみたんです。

商業簿記の練習問題よりも、自分ちの家計の方がつけてて面白いですよ。

これは出費で費用だから左(借方)で、カード払いでカードの名称が右(貸方)で・・と、自分でどんどん仕分けしていくんです。

すると、仕分けして登録していくと、最終的に資産・負債・純資産・費用・収益、と割り振られるんです。すると合計の差から会社でいう当期純利益もしくは当期純損益が出る。

そして、我が家の財務諸表が出来上がる。

我が家の家計簿を複式簿記で整理することで、初めて財務諸表の見方が実体験で理解できました。

複式簿記ってすごい。

めちゃくちゃ初級レベルな感動なんですけど、財務諸表の「損益計算書」と「貸借対照表」が私の中のモヤモヤの答えだったんだ・・とわかっただけでも、簿記勉強し直してよかった。

そして、私は今は一家電量販店の従業員ですが、簿記ってみんな勉強したほうがいいって思いました。

お金の流れとかきちんと把握すると、どうやりくりするべきか・・とか、わかってくるし。

家計レベルでも商売レベルでも、やったほうがいいって実感しました。

なんで普通科だと教えないんだろう・・。

高校ぐらいで必須科目にすればいいのに、とさえ思ったんですよね。

なんか、簿記の勉強も面白くなってきました。では、今日はこの辺で。

See you.

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